COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

1.3.1 JavaBeans対応COBOLアクセス

JavaBeans対応COBOLアクセスでは,次の機能を提供します。

  1. COBOLアクセス用Bean生成ツール,またはCOBOLアクセス用Bean生成ウィザードの指定で,次のJavaプログラムを生成する開発環境
    • COBOLアクセス用Bean
  2. JavaBeans対応COBOLアクセス機能を動作させるための実行環境
    • Javaクラスおよびライブラリを配置して実行

JavaBeans対応COBOLアクセスの処理概要を図1-3に示します。

図1-3 JavaBeans対応COBOLアクセスの処理概要

[図データ]

Servlet(Java UAP)はCOBOLアクセス用Beanに対して次のようなリクエストを発行します。

  1. 入力データの設定のために,任意の基本項目に対して生成したCOBOLアクセス用Beanの各setterメソッドの呼び出し。
  2. 生成したCOBOLアクセス用BeanのCOBOL UAP呼び出しメソッドの実行。
  3. 生成したCOBOLアクセス用Beanのデータの参照は任意のgetterメソッドの呼び出し。