COBOL2002 XML連携機能ガイド

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付録C.2 COBOL2002との連携での制限事項

(PC/UNIX共通の制限事項)
  • COBOL2002コンパイラは,COBOL原始プログラムが例外の伝播を抑止する条件に該当している場合,例外の伝播を自動的に無効とします。XML連携機能によって生成されたCOBOL原始プログラム(XMLアクセスルーチン)は,COBOL2002コンパイラが例外の伝播を抑止する条件に該当しているので,例外の伝播は無効になります。したがって,-Compati85,NoPropagateオプションを指定する必要はありません。例外の伝播を抑止する条件の詳細については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」または「COBOL2002 ユーザーズガイド」を参照してください。

(UNIXの場合の制限事項)
  • XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムをコンパイルする場合,次に示すオプションは指定できません。これらのオプションを指定したときの動作は保証しません。
    -SimMain,-Bin1Byte,-EquivRule,NotAny,-EquivRule,NotExtend,-EquivRule,StdCode,-V3Rec,Fixed,-V3Rec,Variable,-JPN,Alnum,-JPN,V3JPN,-CompatiV3,-DigitsTrunc,-V3Spec,-V3Spec,CopyEased,-LowerAsUpper

(PCの場合の制限事項)
  • XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムをコンパイルする場合,次に示すオプションは指定できません。これらのオプションを指定したときの動作は保証しません。
    -SimMain,-Bin1Byte,-EquivRule,NotAny,-EquivRule,NotExtend,-EquivRule,StdCode,-V3Rec,Fixed,-V3Rec,Variable,-V3RecFCSpace,-JPN,Alnum,-JPN,V3JPN,-JPN,V3JPNSpace,-CompatiV3,-VOSCBL,OccursKey,-VOSCBL,ReportControl,-DigitsTrunc,-BigEndian,Bin,-BigEndian,Float,-V3Spec,-V3Spec,CopyEased,-LowerAsUpper
    注※
    COBOL2002 03-05以降では,cblxmlコマンドの-bigendianbinオプションまたは-bigendianfloatオプションと同時に使用することで指定できます。-bigendianbinオプションおよび-bigendianfloatオプションについては,「4.1.4 -bigendianbinオプション(PC,Linux(x86),Linux(x64)の場合)」および「4.1.5 -bigendianfloatオプション(PC,Linux(x86),Linux(x64)の場合)」を参照してください。
  • XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムに対して,次のOLE2オートメーションサーバ関連のオプションは指定できません。これらのオプションを指定したときの動作は保証しません。XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムをOLE2サーバで使用する場合は,XML連携機能が生成するCOBOL原始プログラムでDLLファイルを作成し,OLE2サーバから副プログラムとして呼び出す必要があります。
    -OleServer,Exe,RegSet,-OleServer,Dll,RegSet