XML対応COBOLプログラムの実行時,XMLアクセスルーチンから戻り値としてステータスが返されます。
- ステータスの値
- ステータスは,0〜199の範囲の値で返されます。
- 0:
- 正常終了を表します。
- 1〜99の範囲:
- 回復可能なエラーを表します。アクセス中のXMLドキュメントに対する操作を続行できます。
- 100〜199の範囲:
- 回復できない致命的エラーであり,アクセス中のXMLドキュメントに対する操作をそれ以上続行できないことを表します。ただし,CBLXML-RD-Interface-BaseElementアクセスルーチンおよびCBLXML-WR-Interface-BaseElementアクセスルーチンで致命的エラーが発生した場合は,必ずCBLXML-CL-InterfaceまたはCBLXML-CN-Interfaceアクセスルーチンを呼び出してXMLドキュメントを閉じてください。
- ステータスに対応するデータ項目
- cblxmlコマンドが生成するXMLアクセス用データ定義には,それぞれのステータスと同じ値が格納されたデータ項目が定義されています。
- ステータスごとに切り分け処理をする場合は,ステータス値に対応するステータス定義名称を使用することを推奨します。ステータス定義名称の詳細については,「4.4 XMLアクセス用ステータス定義」を参照してください。
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