COBOL2002 XML連携機能ガイド
CBLXML-OP-Interfaceアクセスルーチンは,ファイル上のXMLドキュメントを開くためのアクセスルーチンです。このアクセスルーチンで開いたXMLドキュメントは,CBLXML-RD-Interface-BaseElementアクセスルーチンやCBLXML-WR-Interface-BaseElementアクセスルーチンを使ってデータを読み書きできます。
CALL 'CBLXML-OP-Interface' USING XML-FILE-NAME XML-FILE-NAME-LENGTH XML-MODE XML-POINTER RETURNING CBLXML-RETURN-CODE.
引数のデータ型 | 指定 | 説明 |
---|---|---|
01 XML-FILE-NAME USAGE POINTER. |
○ | 開くXMLドキュメントのファイル名を指すポインタを指定する。 |
01 XML-FILE-NAME-LENGTH PIC 9(9) COMP. |
○ | 開くXMLドキュメントのファイル名の長さを指定する。 |
01 XML-MODE PIC X(16). | ○ | XMLドキュメントのアクセスモード※を指定する。 |
01 XML-POINTER USAGE POINTER. |
△ | アクセスモードに'E'を指定しない場合,開いたXMLドキュメントのポインタが返される。 XMLドキュメントを開くことに失敗した場合,ポインタの値は保証しない。 |
○ | アクセスモードに'E'を指定した場合,CBLXML-CREATE-XML-POINTERサービスルーチンで作成したXMLドキュメントのポインタを指定する。 | |
01 CBLXML-RETURN-CODE PIC 9(9) COMP. |
△ | ステータスが返される。詳細については,「7.3 XMLアクセスルーチンが返すステータス」を参照のこと。 |
文字列 | 意味 |
---|---|
R | 読み取りモード |
W | 書き込みモード |
U | 更新モード |
V | 妥当性チェックをする。妥当性チェック機能については,「7.2.8 入力XMLドキュメントの妥当性チェック機能」を参照のこと。 |
N | 外部エンティティ参照を展開しない。 |
E | エラー情報取得機能や公開識別子を使用するために,サービスルーチンの設定を引き継ぐ。エラー情報取得機能や公開識別子については「9.3.2 エラー情報の取得」と「9.3.3 公開識別子が指定されたXMLドキュメント」を参照のこと。 |
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