COBOL2002 ユーザーズガイド

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付録B.7 Windows Vista以降のOSでの実行可能ファイルの実行権限について

32bit版PC(x86) COBOL2002 02-00以降または64bit版PC(x64) COBOL2002で作成したアプリケーションは,標準権限,管理者権限のどちらでも実行できます。

ただし,アプリケーションを実行する場合の実行権限について,次の注意事項があります。

注※
Windows Server 2008,およびWindows Server 2012では,プログラム互換性アシスタント(PCA)が自動的に回避策を適用する機能は無効となっていて,継続的にエラーとなることがあります。

アプリケーションの権限の設定方法,およびプログラム互換性アシスタントPCA)については,Windows Vista以降の各OSのヘルプなどを参照してください。

管理者権限を設定する例
実行可能ファイルのリンク時,-MANIFESTUACリンカオプションで実行可能ファイルのアクセス許可レベルの値を指定します。
ccbl2002 -Main,System test01.cbl -Link -MANIFESTUAC:level='requireAdministrator'