COBOL2002 ユーザーズガイド

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39.3.2 データ領域ダンプリストの出力先

データ領域ダンプの出力先は,環境変数CBLDDUMPまたは環境変数CBLDATADUMPFILEが存在する場合に指定されたファイルに出力します。

環境変数の指定方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) プログラム異常終了時
(2) CBLDATADUMPサービスルーチン使用時

(1) プログラム異常終了時

 
set CBLDDUMP=C:\users\data.dmp
 

(2) CBLDATADUMPサービスルーチン使用時

 
set CBLDATADUMPFILE=C:\users\data.dmp
 

ファイルは,ドライブ名からの絶対パス名で指定します。

指定したファイルがすでにある場合は,ファイルの最後にリストが追加されます。ファイルがない場合は,ファイルが新規に作成されます。

環境変数の指定がない場合,および環境変数に値を設定していない場合("CBLDDUMP="または"CBLDATADUMPFILE="だけを指定した場合),リストは出力されません。