COBOL2002 ユーザーズガイド

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39.3.1 データ領域ダンプリストの内容

<この項の構成>
(1) データ領域ダンプの出力条件
(2) 出力される内容
(3) 出力例

(1) データ領域ダンプの出力条件

データ領域ダンプの出力の対象となるプログラムを次に示します。

(2) 出力される内容

データ領域ダンプリストに出力される情報を次に示します。

注※1
プログラムの名称には,プログラムの種類によって次のどれかが表示されます。
  • 関数名
  • クラス名/メソッド名
  • プログラム名

注※2
  • 実行が終了したプログラムの局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION)は出力されない
  • 実行が終了したINITIAL属性プログラムの作業場所節(WORKING-STORAGE SECTION)は出力されない。

注※
コンパイラオプションは次のいずれかです。
-DebugInf, -DebugInf,Trace,-DebugCompati,-DebugData,-TDInf,-CVInf,-DebugRange

これらのリストは,それぞれの領域の先頭を0としたデータの相対的な位置と内容をダンプ形式で出力したものです。

(3) 出力例

(a) プログラムで定義されたデータ領域の出力例

[図データ]

同一内容の行が続く場合は,「LINE(S)位置 SAME AS ABOVE」が表示されます。

このリスト中のプログラム名は,PROGRAM-ID段落に書かれたプログラム名です。

(b) EXTERNAL句を指定したファイルのレコード領域の出力例

[図データ]

このリスト中のファイル名は,SELECTの直後に書かれたファイル名です。

(c) EXTERNAL句を指定したデータ領域の出力例

[図データ]

このリスト中のデータ名は,EXTERNAL句を指定した01レベルのデータ名を示します。位置と内容の部分は,データの先頭を0とした相対的な位置と内容をダンプ形式で示したものです。