COBOL2002 ユーザーズガイド
ccblコマンドは,COBOL85からCOBOL2002への移行を円滑にするために使用するコマンドです。
ccblコマンドを使用すると,COBOL85形式のコンパイラオプションを指定して,COBOLプログラムをコンパイルおよびリンクできます。これによって,既存のCOBOL85で作成した資産(コンパイル用のバッチファイルなど)をCOBOL2002で流用できます。ただし,COBOL2002で新たに追加されたコンパイラオプションは,ccblコマンドでは使用できません。したがって,通常は,ccbl2002コマンドを使用してください。
ccblコマンドは,オプションの指定形式がccbl2002コマンドとは異なりますが,以下の「注意事項」にある場合を除き,コンパイル結果や生成するオブジェクトは,ccbl2002と同じです。ただし,ccblコマンドによって生成したさまざまなファイル(オブジェクトファイル,実行可能ファイル,DLL,プログラム情報ファイルなど)はCOBOL85環境で使用することはできません。
ccbl 〔オプション〔…〕〕 ファイル名〔…〕
ccbl 〔-?〕
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