COBOL2002 ユーザーズガイド
COBOLプログラム実行時にスタック領域に配置されるデータを次に示します。
局所場所節に定義したデータ項目はスタック領域に配置します。データの配置については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 4.4.1 機種によらないデータ記述」を参照してください。局所場所節に非常にサイズの大きいデータを定義した場合,スタック領域が不足するおそれがありますので注意してください。
連絡節に定義したデータ項目はスタック領域に配置します。配置するサイズは,手続き部のUSING/RETURNING指定によって異なります。
配置するサイズは,定義したデータ項目のサイズ(4バイト境界に切り上げ)※となります。スタック領域に定義したデータ項目の値をそのまま配置します。データの配置については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 4.4.1 機種によらないデータ記述」を参照してください。
なお,サイズが非常に大きいデータを定義した場合,スタック領域が不足するおそれがあるため注意してください。
COBOLプログラムで明示的に定義したデータ項目以外に,COBOLプログラムが内部的に使用するデータがあります。このデータはプログラムを実行するために必要なデータです。このデータはCOBOLコンパイラが内部的に自動生成するものであり,またプログラムの内容に依存します。
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