COBOL2002 ユーザーズガイド

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32.12.4 CBLDLTRM

CBLDLTRMサービスルーチンは,ACCEPT文の終了キーから任意のコードを削除するものです。

形式
CALL 'CBLDLTRM' USING 引数1 引数2

引数
  • 引数1には,終了キーから削除するコードのバイト数を,2バイトの2進項目で指定します。
  • 引数2には,終了キーから削除するコードを指定します。この項目は,引数1で指定した長さの英数字項目(PIC X(n):n=引数1)でなければなりません。

戻り値
0:正常終了した場合
-1:エラーが発生した場合

規則

使用例
終了キーから[Tab]キー,および[Esc]キーを削除する例を次に示します。
 
       IDENTIFICATION DIVISION.
       PROGRAM-ID. SAMPLE1.
           :
       DATA DIVISION.
       WORKING-STORAGE SECTION.
       01 OP-1 PIC 9(4) USAGE COMP VALUE 4.
       01 OP-2 PIC X(2) VALUE X'091B'.
           :
       PROCEDURE DIVISION.
           :
           CALL 'CBLDLTRM' USING OP-1 OP-2.
           IF RETURN-CODE NOT = 0 THEN
             CBLDLTRMエラー処理
           END-IF.
           :