COBOL2002 ユーザーズガイド
CBLSGETサービスルーチンは,キーボードからの入力を1文字受け取るものです。
- 形式
CALL 'CBLSGET' USING 引数1
- 引数
- 引数1には,入力された文字を格納する領域を指定します。
- この項目は,1バイトの英数字項目でなければなりません。入力された文字は,対応するコードに変換されて,格納されます。入力文字とコードとの対応については,「図32-1 入力文字とコードとの対応」を参照してください。
- 戻り値
- 0:正常終了した場合
- -1:エラーが発生した場合
- 規則
- このサービスルーチンを呼び出す前に,CBLCURサービスルーチンでカーソルを位置づけておかないと,入力するときのカーソル位置が不定となります。
- このサービスルーチンは,画面節(WINDOW SECTION)の実行中には呼び出せません。呼び出した場合,実行時エラーになります。
画面節(SCREEN SECTION)を実行中のときは,呼び出せます。
- 全角文字を入力した場合,引数1にはNULL(X'00')が格納されます。
- [Alt]キー,[Ctrl]キー,および[Shift]キーなど,制御文字を入力した場合,入力は終了しません。
- 入力文字とコード
- 入力された文字とコードとの対応を次に示します。
図32-1 入力文字とコードとの対応
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