COBOL2002 ユーザーズガイド
COBOL2002で共通例外処理に対応している機能を,次に示します。
表22-1 共通例外が使用できる機能一覧
種類 | 機能名 | 共通例外への対応 | 備考 |
---|---|---|---|
規格 | 基本機能 | ○ | |
順編成ファイル | ○ | ||
相対編成ファイル | ○ | ||
索引編成ファイル | ○ | ||
整列併合 | △※1 | ||
プログラム間連絡 | △ | 詳細については,「22.8.2 例外検出での注意事項」の「(2) プログラム間連絡での注意事項」を参照のこと。 | |
組み込み関数 | ○ | ||
オブジェクト指向 | ○ | ||
再帰呼び出し | ○ | ||
利用者定義関数 | ○ | ||
局所場所節(LOCAL-STORAGE SECTION) | ○ | ||
X/Open | テキスト編成ファイル | ○ | |
ファイル共用(ファイルシェア) | × | ||
コマンド行および環境変数へのアクセス | × | ||
画面節(SCREEN SECTION)による画面操作 | × | ||
C言語インタフェース | × | ||
拡張機能 | 日本語 | × | |
ブール(ビット操作) | ○ | ||
アドレス操作 | ○ | ||
1バイト2進機能・COMP-X項目 | ○ | ||
浮動小数点項目 | ○ | ||
報告書作成機能 | × | ||
HiRDBによる索引編成ファイル | ○ | ||
Btrieveによる索引編成ファイル※2 | ○ | ||
CSV編成ファイル | ○ | ||
ラージファイル入出力 | ○ | ||
プリンタへのアクセス(入出力による書式印刷機能)※2 | ○ | ||
プリンタへのアクセス(GDIモード印刷) | ○ | ||
プリンタへのアクセス(ESC/Pモード印刷) | ○ | ||
ファイルのディスク書き込み保証 | ○ | ||
イベントログファイル出力機能 | × | ||
通信節による画面操作 | × | ||
EURを使用した通信節による帳票出力機能 | × | ||
画面節(WINDOW SECTION)による画面操作 | × | ||
データコミュニケーション機能 | × | ||
データベース操作機能 | × | ||
XDMによるデータベースシミュレーション機能 | × | ||
OLE2オートメーションインタフェース機能 | × | ||
マルチスレッド環境での実行 | ○ | ||
基本機能サービスルーチン | × | ||
CGIプログラム作成支援機能※2 | × | ||
COBOL入出力サービスルーチン | × | ||
バイトストリーム入出力サービスルーチン | × | ||
MSMQアクセス機能 | × | ||
Unicode機能 | ○ | ||
数字項目のけた拡張機能※3 | △※4 | ||
動的長基本項目機能 | ○ | ||
定数長拡張機能 | ○ | ||
Javaプログラム呼び出し機能 | × | ||
デバッグ | 実行時デバッグ機能 | ○ | |
テストデバッグ機能 | ○ | ||
カバレージ機能 | ○ |
処理 | 共通例外への対応 |
---|---|
SORT文 | 使用できない |
MERGE文 | 使用できない |
SORT/MERGE文のUSING/GIVINGに指定したファイルの入出力処理 | 使用できない |
整列併合処理の入出力手続きに指定したファイルの入出力処理 | 使用できる |
整列処理のRELEASE文 | 使用できる |
整列処理のRETURN文 | 使用できる (ただし,併合処理に使用している整列併合ファイルに対する,整列処理のRETURN文では使用できない) |
併合処理のRETURN文 | 使用できない |
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