COBOL2002 ユーザーズガイド

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12.2.2 キーの機能

カーソルの移動などで使用するキーの意味を次に示します。

使用するキー 意味
[→] カーソルが右に1カラム移動します。ただし,フィールドの右端のときは,後方のフィールドの先頭に移動します。
[←] カーソルが左に1カラム移動します。ただし,フィールドの左端のときは,前方のフィールドの末尾に移動します。
[↑] 前方のフィールドの先頭にカーソルが移動します。
[↓] 後方のフィールドの先頭にカーソルが移動します。ただし,後方にフィールドがない場合は,フィールドの右端にカーソルが移動します。
[Tab] 後方のフィールドの先頭にカーソルが移動します。
[BackSpace] 現在カーソルが位置づけられているカラムの入力を取り消し,カーソルが左に1カラム移動します。
[Insert] 現在カーソルが位置づけられているカラムに空白または0を挿入します。
[Delete] 現在カーソルが位置づけられているカラムの文字を削除します。
[Home] フィールドの先頭にカーソルを移動します。フィールドが複数指定されている場合は,最初のフィールドの先頭にカーソルを移動します。
[End] カーソルの位置に関係なく,そのフィールドのデータをクリアします。
数字項目のフィールドは0でクリアされ,カーソルは表示されているデータの左端に位置づけられます。
数字編集項目のフィールドは0でクリアされ,カーソルは表示されているデータの左端または小数点上に位置づけられます。
その他の項目は空白文字でクリアされ,カーソルは表示されているデータの左端に位置づけられます。
[Alt]+[矢印] 矢印([→][←][↑][↓])の方向に画面がスクロールします。
[Enter]
[F1][F24],
[実行]
入力が終了します。
この場合,[F13][F24]キーは,[Ctrl]キーを押したまま[F1][F12]キーを押すことを意味します。

カーソルの移動などの機能に対して割り当てられたキーは変更できます。キーの割り当て方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」の実行支援を使った画面環境の設定の説明を参照してください。

注意事項
  • フィールドの前方,後方とは画面上の次のような位置関係をいいます。
    [図データ]
  • 実行支援の画面環境で割り当てたキーは,画面節(SCREEN SECTIONおよびWINDOW SECTION)だけで有効です。