COBOL2002 ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.11.2 ISAMによる索引編成ファイルでのラージファイル入出力機能(32bit版PC(x86) COBOL2002で有効)

ISAMによる索引編成ファイルでラージファイル入出力機能を使用するためには,実行時環境変数を指定します。

<この項の構成>
(1) ファイル単位に指定する方法
(2) 実行単位中のすべてのファイルに指定する方法
(3) 注意事項

(1) ファイル単位に指定する方法

形式
CBLD_ファイル名={ ISAMLARGE | NOISAMLARGE
ISAMLARGEを指定した場合,ISAMによる索引編成ファイルでラージファイル入出力を可能にします。NOISAMLARGEを指定した場合は,ノーマルファイル形式のISAMによる索引編成ファイルへの入出力となります。省略時は,NOISAMLARGEが仮定されます。
ISAMLARGE
ISAMによる索引編成ファイルに対して,ラージファイル形式のファイル入出力機能が有効になります。
NOISAMLARGE
ISAMによる索引編成ファイルに対して,ノーマルファイル形式のファイル入出力を行います。

(2) 実行単位中のすべてのファイルに指定する方法

形式
CBLISAMLARGE=YES
入出力するISAMによる索引編成ファイルに対して一括でラージファイル形式を指定する場合,この実行時環境変数にYESを指定します。この実行時環境変数にYES以外の値を指定した場合,この実行時環境変数は無効となります。

(3) 注意事項

ISAMによる索引編成ファイルでラージファイル入出力機能使用時の注意事項を次に示します。