COBOL2002 ユーザーズガイド
COBOLプログラムからファイルにアクセスするには,環境部のファイル管理記述項で,SELECT句で指定したCOBOLのファイル名に対して,ASSIGN句を使って物理ファイル名(OSのファイルシステム上での実体ファイル名)を割り当てる必要があります。SELECT句,ASSIGN句の文法規則については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編 8.3.4 ファイル管理記述項」を参照してください。
SELECT句で指定したファイル名に対して,物理ファイル名を割り当てる方法には,次の3種類があります。
また,「環境変数指定」では,環境変数を指定しないでCOBOLプログラムを実行した場合,実行中に物理ファイルを割り当てられます。これを「物理ファイルの動的割り当て」と呼びます。
ここでは,物理ファイル割り当て時の共通規則,それぞれの割り当て方法,およびプログラムとファイルとの関係について順に説明します。
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