COBOL2002 操作ガイド
次のどちらかの方法で,プログラム情報ファイルに蓄積されたカバレージ情報を,テキスト形式のカバレージ情報リストファイルへ出力できます。
GUIモードの詳細は,「14.3.3 カバレージ情報」を参照してください。バッチモードの詳細は,「15.3 カバレージ情報の表示」を参照してください。
カバレージ情報の表示による出力リストの形式は次のとおりです。表示される順序は,選択されたプログラム情報ファイルの順に依存します。スタックコンパイルされている場合は,-Main,Systemコンパイラオプションを指定したプログラムを,そのプログラム情報ファイル単位内の先頭に表示します。
指定された翻訳単位のC0メジャー,差分C0メジャー,C1メジャー,差分C1メジャーを一覧に表示します。
表13-7 プログラムの一覧表示
項目 | 内容 | |||
---|---|---|---|---|
翻訳単位 | 名称 |
|
||
種別 |
|
|||
C0 | 対象総数 | 翻訳単位 | 実行文の数 | |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数 | |||
C0 | C0メジャー※ | |||
差分C0 | 対象総数 | 差分 | 実行文の数 | |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数 | |||
差分C0 | 差分C0メジャー※ | |||
C1 | 対象総数 | 翻訳単位 | 実行できる分岐先の数 | |
実行済数 | 実行が済んだ分岐先の数 | |||
C1 | C1メジャー※ | |||
差分C1 | 対象総数 | 差分 | 実行できる分岐先の数 | |
実行済数 | 実行が済んだ分岐先の数 | |||
差分C1 | 差分C1メジャー※ | |||
合計 | C0 | 対象総数 | 一覧の全翻訳単位 | 実行文の数の合計 |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数の合計 | |||
C0 | C0メジャー※ | |||
差分C0 | 対象総数 | 一覧の全翻訳単位の差分 | 実行文の数の合計 | |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数の合計 | |||
差分C0 | 差分C0メジャー※ | |||
C1 | 対象総数 | 一覧の全翻訳単位 | 実行できる分岐先の数の合計 | |
実行済数 | 実行が済んだ分岐先の数の合計 | |||
C1 | C1メジャー※ | |||
差分C1 | 対象総数 | 一覧の全翻訳単位の差分 | 実行できる分岐先の数の合計 | |
実行済数 | 実行が済んだ分岐先の数の合計 | |||
差分C1 | 差分C1メジャー※ |
注※ 小数点第2位以下を切り捨てる。
指定した翻訳単位のC0メジャー,差分C0メジャー,C1メジャー,差分C1メジャー,S1メジャー,差分S1メジャーを表示します。
表13-8 まとめ情報の表示の説明
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
翻訳単位名の種別 | プログラム名・クラス名・利用者定義関数名 | ||
翻訳単位名 | 翻訳単位の名称 | ||
コンパイル日時 | 翻訳単位を含む原始プログラムをコンパイルした日時 | ||
テスト日時 | 翻訳単位を含む原始プログラムのカバレージ情報を最後に蓄積した日時 | ||
変更回数 | 翻訳単位を含む原始プログラムを変更した回数 | ||
テスト回数 | 翻訳単位を含む原始プログラムを実行した回数 32,766を超えた場合は***** |
||
<C0> | 対象総数 | 翻訳単位 | 実行文の数 |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数 | ||
未実行数 | 実行していない文の数 | ||
カバレージ率 | C0メジャー※ | ||
<差分C0> | 対象総数 | 差分 | 実行文の数 |
実行済数 | 実行が済んだ実行文の数 | ||
未実行数 | 実行していない実行文の数 | ||
カバレージ率 | 差分C0メジャー※ | ||
<C1> | 対象総数 | 翻訳単位 | 実行できる分岐の数 |
実行済数 | 実行が済んだ分岐の数 | ||
未実行数 | 実行していない分岐の数 | ||
カバレージ率 | C1メジャー※ | ||
<差分C1> | 対象総数 | 差分 | 実行できる分岐の数 |
実行済数 | 実行が済んだ分岐の数 | ||
未実行数 | 実行していない分岐の数 | ||
カバレージ率 | 差分C1メジャー※ | ||
<S1> | 対象総数 | 翻訳単位 | 実行できる呼び出し文の数 |
実行済数 | 実行が済んだ呼び出し文の数 | ||
未実行数 | 実行していない呼び出し文の数 | ||
カバレージ率 | S1メジャー※ | ||
<差分S1> | 対象総数 | 差分 | 実行できる呼び出し文の数 |
実行済数 | 実行が済んだ呼び出し文の数 | ||
未実行数 | 実行していない呼び出し文の数 | ||
カバレージ率 | 差分S1メジャー※ |
注※ 小数点第2位以下を切り捨てます。
原始プログラムを表示し,原始プログラムの変更による差分とC0・C1の実行済みの状態を表示します。
表13-9 全ソース表示の説明
項目 | 内容 |
---|---|
翻訳単位名の種別 | プログラム名・クラス名・利用者定義関数名 |
翻訳単位名 | 翻訳単位の名称 |
コンパイル日時 | 翻訳単位を含む原始プログラムをコンパイルした日時 |
テスト日時 | 翻訳単位を含む原始プログラムのカバレージ情報を最後に蓄積した日時 |
変更回数 | 翻訳単位を含む原始プログラムを変更した回数 |
テスト回数 | 翻訳単位を含む原始プログラムを実行した回数 |
ソース要素名の種別 | プログラム名・メソッド名・利用者定義関数名 |
ソース要素名 | ソース要素の名称 |
変更 | Y:原始プログラムの変更された行 |
#:原始プログラムの変更によって影響がある行 | |
<C0 > | *:実行が済んだ文 |
.:実行していない文 | |
<C1 > | @:実行が済んだ分岐 |
.:実行していない分岐 | |
行番号 | コンパイラが振り直した行番号 |
ソーステキスト | 原始プログラムの行 |
まとめ情報の項目は,「(2) まとめ情報の表示」を参照してください。
原始プログラムの修正によって生じた差分の実行文に対して,変更行,変更影響行,C0実行済み,C1実行済みを明示します。
各項目の内容については,「(3) 全ソース表示」を参照してください。
原始プログラムの実行していない文を表示します。
各項目の内容については,「(3) 全ソース表示」を参照してください。
原始プログラムの差分未実行ソースを表示します。
各項目の内容については,「(3) 全ソース表示」を参照してください。
原始プログラムのS1カバレージ対象の呼び出し文を表示します。
各項目の内容については,「(3) 全ソース表示」を参照してください。
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