COBOL2002 操作ガイド

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8.3 TDコマンド生成機能とは

TDコマンド生成機能とは,テスト対象のCOBOLソースファイルから,テストデバッガで使用するTDコマンド群を生成する機能です。TDコマンド群とは,テストデバッガの実行を制御するためのTDコマンドの集まりです。生成されたファイルを利用し,必要に応じて修正することで,TDコマンド群を効率良く作成できます。

生成されるTDコマンド群には,中断点情報,プログラムのシミュレーション情報,およびファイルのシミュレーション情報の3種類があります。TDコマンド生成機能の詳細は,「16. TDコマンド生成機能」を参照してください。

<この節の構成>
(1) TDコマンド生成機能を使用するときに指定するコンパイラオプション
(2) TDコマンド生成機能の対象となるプログラム

(1) TDコマンド生成機能を使用するときに指定するコンパイラオプション

TDコマンド群は,-TestCmdコンパイラオプションを指定してコンパイルしたときに生成されます。

(2) TDコマンド生成機能の対象となるプログラム

TDコマンド生成機能の対象となるプログラムは,コンパイルしたときすべてのプログラムで,Sレベル,Uレベルのコンパイルエラーのなかった原始プログラムファイルだけです。