COBOL2002 操作ガイド
ODBC(Open Database Connectivity)レコード定義生成とは,各種データベースによって生成されたデータソース中から表に関する情報を取得し,これを基にCOBOL2002のレコード定義を生成する機能です。
この機能を使用して,データベースにアクセスできるODBC対応のアプリケーションプログラムを作成できます。
つまり,ユーザは生成されたレコード定義をCOPY文で取り込み,原始プログラム中に展開すれば,COBOL2002のプログラムからSQLを使って表を参照したり更新したりできます。
データソースとは,ユーザがアクセスするデータとそのデータを取得するために必要な情報です。
例えば,SQL Serverドライバから見ると,SQL Serverのデータベース,SQL Serverデータベースが保存されているサーバ,そのサーバへアクセスするために使われるネットワークがデータソースになります。
ODBCレコード定義を生成する前に,あらかじめODBCドライバの組み込みとデータソースのセットアップが必要です。
データソースのセットアップについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」のデータソースの管理についての記述を参照してください。
ODBCレコード定義生成の流れを次に示します。
図5-1 レコード定義生成の流れ
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