COBOL2002 操作ガイド
(1) 実行環境を設定する場合
実行環境を設定するには,実行支援を起動します。
- 開発マネージャのウィンドウの[ビルド]メニューから[実行支援]を選ぶ。
作業中プロジェクトに対する実行支援ウィンドウが表示されます。
作業中プロジェクトの最終生成物にダイナミックリンクライブラリ,標準ライブラリが指定されている場合,またはプロジェクトの設定の[リンク]タブで,「リンケージ処理を行わない」が指定されている場合は,実行支援ウィンドウのタイトルバーには「無題」が表示されます。リンケージ処理をしないオプションについては「2.3.10 リンクの設定」の「(5) リンケージを行わない」を参照してください。
- Windowsのプログラム一覧にある[COBOL2002]下のメニューから[実行支援 for COBOL2002]を選ぶ。
- 開発マネージャのウィンドウの[ビルド]メニューから[実行]を選ぶ。
実行ダイアログボックスが表示されます。
- 実行可能ファイル名
- 実行するファイル名を指定します。
- デフォルトでは,作業中プロジェクトの出力ファイル名称が絶対パスで表示されます。
- 作業中プロジェクトの最終生成物にダイナミックリンクライブラリ,標準ライブラリが指定されている場合,またはプロジェクトの設定の[リンク]タブで,「リンケージ処理を行わない」が指定されている場合は,実行可能ファイル名は表示されません。リンケージ処理をしないオプションについては「2.3.10 リンクの設定」の「(5) リンケージを行わない」を参照してください。
- 作業フォルダ
- プログラムを実行するフォルダを指定します。デフォルトでは,前回実行ダイアログボックスで指定した内容が表示されます。ただし,作業中プロジェクトが変更された場合は,初期化されます。
- 作業フォルダを指定しなかった場合は,実行可能ファイル名のカレントフォルダが仮定されます。
- 引数
- プログラムの引数を指定します。デフォルトでは,前回実行ダイアログボックスで指定した内容が表示されます。ただし,作業中プロジェクトが変更された場合は,初期化されます。
作業フォルダ,実行可能ファイル名,および引数は,以前に指定した内容をドロップダウンリストから選ぶこともできます。なお,ドロップダウンリストの内容は,プロジェクトマスタを閉じると初期化されます。
また,開発マネージャのツリービューウィンドウでプロジェクトを選び,右クリックで表示されるメニューから[実行]を選んでも,実行ダイアログボックスを表示できます。この場合,「実行可能ファイル名」には,選んだプロジェクトに対応するプログラム名が仮定されます。
- あらかじめアイコン化しておいた実行可能ファイルをダブルクリックする。
- エクスプローラから実行可能ファイルをダブルクリックする。
指定した実行可能ファイルと同じ名称の実行環境ファイルが,同じフォルダにあれば,その実行環境に従ってプログラムが実行されます。同じ名称の実行環境ファイルがなければ,実行環境なしで実行されます。
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