COBOL2002 言語 拡張仕様編
- 形式
- APPLY WRITE-ONLY句は,出力ファイルの書き出しの効率を高めるために指定する。ただし,このシステムでは覚え書きとみなす。
- 構文規則
- 複数個のAPPLY WRITE-ONLY句を指定してもよい。ただし,同じファイル名がAPPLY WRITE-ONLY句に複数回現れてはならない。
- ファイル名は整列併合用ファイルの名前であってはならない。
- ファイル名はブロッキングしてある可変長レコードから成る順ファイルでなければならない。
- 形式
- 機能
- GDIモードおよびESC/Pモード印刷機能を使用するとき,APPLY FORMS-NAME句に,スプールに登録する印刷文書名称を設定する。
- 構文規則
- データ名1は英字,英数字,固定長集団,日本語項目でなければならない。
- データ名1の領域に,スプールに登録する印刷文書名称を設定する。
- ファイル名1は順ファイルまたはテキストファイルでなければならない。
- ファイル名1にはEXTERNAL句を指定したファイルを指定できない。
- 形式
- 機能
- 二つ以上のプログラムが同じファイルを共用することを指定する。この機能はMIOS7互換機能である。
- 構文規則
- ファイル名1,ファイル名2などは,同じファイル名であってはならない。また,同じファイル名を二つ以上のAPPLY句に書いてはならない。
- LOCK MODE句でMANUAL,またはEXCLUSIVEを指定したファイルをAPPLY FILE-SHARE句で指定してはならない。
- 整列用ファイルにAPPLY FILE-SHARE句は指定できない。
- 一般規則
- APPLY FILE-SHARE句を指定すると,ファイル名1に対して,LOCK MODE IS AUTOMATIC [WITH LOCK ON RECORD]を指定したものと仮定する。
- 注意事項
- APPLY FILE-SHARE句は,MIOS7 COBOL85との互換のための日立拡張仕様である。
- UNIX COBOL2002では,APPLY FILE-SHARE句は使用できない。
- 形式
- メインフレームのCOBOLで指定可能なAPPLY句を記述できる。形式について詳しくは,マニュアル「VOS3 COBOL85 言語」を参照のこと。
- ただし,このシステムではこれらを覚え書きとみなす。
- 機能
- 装置固有の処理を指定する。
- 形式
- このシステムではRERUN句を覚え書きとみなす。
- 機能
- 整列併合操作中に,再開のための情報をとることを指定する。
- 構文規則
- 外部装置名は標準仕様編のRERUN句で示した規則に従う。ただし,外部装置名は,一般のRERUN句に書いた外部装置名と同じものであってもよい。
- 【標準仕様との関連】
- COBOL2002 言語 標準仕様編 8.3.8 RERUN句
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