COBOL2002 言語 拡張仕様編

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21.8.1 ファイル節(FILE SECTION)(数字項目のけた拡張機能)

構文規則
  1. 次のファイルのレコード記述項に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,および数字編集項目を定義してもよい。
    注※
    PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字編集項目を定義できるのは,64bit版PC(x64) COBOL2002の場合だけである。
    ・順ファイル
    ・相対ファイル
    ・テキストファイル
    ・HiRDBによる索引ファイル(PC(x64) COBOL2002が対象)
    注※
    ただし,COBOLで使用できるHiRDBの列のデータ型とCOBOLのデータ記述の対応については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のHiRDBの定義とCOBOLの定義の関連性を参照のこと。
  2. 次のファイルのレコード記述項に,PICTURE句の数字けた位置の個数が19〜38の数字項目,および数字編集項目を定義してはならない。
    ・索引ファイル
    ・CSV編成ファイル
    ・HiRDBによる索引ファイル(HP-UX(IPF64) COBOL2002が対象)
    ・整列併合ファイル
  3. VALUE句以外で,けた数が19〜38けたの数字定数を指定してはならない。VALUE句の規則は,「21.8.17 VALUE句(数字項目のけた拡張機能)」を参照のこと。

【標準仕様との関連】
COBOL2002 言語 標準仕様編 9.3 ファイル節(FILE SECTION)