COBOL2002 言語 拡張仕様編
トランザクション(transaction)は,データベース操作を含む操作の並びとし,回復(recovery)および並行性(concurrency)の基本単位となる。
トランザクションは,SQL文が実行されたとき,活性状態にあるトランザクションがなければ初期化され,COMMIT文またはROLLBACK文によって終了する。
このシステムでは,表に対する排他制御の定義は,DBMSの定義による。
トランザクションをコミットすると,そのトランザクションで行われたデータベースに対するすべての変更は,すべての並行トランザクションからアクセスできるようになる。
トランザクションをロールバックすると,そのトランザクションで行われたデータベースに対するすべての変更が取り消される。ただし,コミットされた変更を取り消すことはできない。
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