COBOLプログラムでは,通信記述項が,通信節の最高のレベルを表す。通信節の見出しの次にレベル指示語のCD,通信記述項および一連の独立した句から成る通信記述項を書く。
- 形式
- 機能
- 通信記述項は,オンラインコントロールプログラムとCOBOLプログラムの間の論理的な連絡領域を定める。
- 構文規則
- 通信記述項の最初にレベル指示語CDを書き,その後に通信記述名1を書かなければならない。
- 通信記述名1の後に書く句の順序は任意とする。
- 通信記述中のFOR句で,次の組み合わせを行ってはならない。
・INPUTとCOMMAND
・INPUTとPROGRAM
・INPUTとJOURNAL
・I-OとJOURNAL
- DETAIL MODE句のデータ名は,8個を超えてはならない。
- 通信節は,最外側プログラムまたは利用者定義関数だけに指定できる。
- ACTIVE句およびWAITING TIME句は,二つ以上同時に指定してはならない。
- 一般規則
- 通信記述項は,通信記述名1をオンラインコントロールプログラムとの連絡領域に関連づける。
- 通信記述名1の後に書く各句の意味は,オンラインコントロールプログラム側で定める。
- FOR句のINPUT,OUTPUT,またはI-Oに続く指定を省略した場合,メッセージの受信またはメッセージの送信を行う指定となる。
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