COBOL2002 言語 拡張仕様編

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1.2.1 日本語文字集合(日本語機能)

標準仕様編の文字集合で記述した文字に加え,日本語文字および日本語空白を用いることができる。

このシステムでは,シフトJIS標準漢字コードで決められた漢字を日本語文字として扱う。

-UniObjGenオプションを指定した場合,JIS X 0221-1:2001で決められた文字のうちUCS-2の範囲を日本語文字として扱う。日本語空白は,IDEOGRAPHIC SPACE(X'3000')とする。-UniObjGenオプションについては,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のUnicode機能を参照のこと。

注意
バイトオーダがリトルエンディアンの場合,日本語空白はX'0030'を表す。Unicode機能のバイトオーダの指定方法については,マニュアル「COBOL2002 ユーザーズガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」のUnicode機能を参照のこと。

【標準仕様との関連】
COBOL2002 言語 標準仕様編 4.1 文字集合