Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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付録G.5 アドレス認証への切り替え

ディレクトリ認証からアドレス認証に切り替える場合は,次の設定が必要です。

<この項の構成>
(1) アドレスサーバのアドレス認証の設定
(2) パスワードの整合確保

(1) アドレスサーバのアドレス認証の設定

アドレスサーバの認証方法を,ディレクトリ認証からアドレス認証に切り替えるには,gmpublicinfoファイルに記述された環境変数LDAP_AUTHENTICATEを削除する必要があります。次の記述を削除してください。

 
LDAP_AUTHENTICATE=Y
 

設定を有効にするには,アドレスサービスを再起動してください。

(2) パスワードの整合確保

ディレクトリ認証時に使用していたパスワードは,アドレス認証にも引き継がれます。したがって,ユーザは同じパスワードを使用して,引き続き認証を実行できます。しかし,LDAPディレクトリサーバのパスワードの有効期間は引き継ぎません。長い期間ディレクトリ認証で運用していた場合などは,アドレス認証用のパスワードの有効期間が切れているおそれがあります。この場合は,システム管理者がユーザにパスワードを変更させてください。