Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

[目次][索引][前へ][次へ]

15.5 運用例

バックアップを実行することで,Address Server及びMail Serverの全情報を取得できるため,バックアップは必ず定期的に実行してください。メールの稼働中バックアップは任意に実行して構いません。

ここでは,バックアップの運用例を説明します。メールの稼働中バックアップの運用例は,「付録F メールの稼働中バックアップ」を参照してください。

<この節の構成>
(1) バックアップの定期的な実行

(1) バックアップの定期的な実行

バックアップを定期的に実行します。この方法の場合,Address Server,Mail Serverのインストール先ディレクトリ以下のデータをすべてバックアップできます。しかし,バックアップ実行中はユーザがAddress Server,Mail Serverのサービスを利用できません。そのため,ユーザの利用が少ない時間帯,例えば,深夜に毎日バックアップを実行してください。

1日の運用モデル例を次に示します。

[図データ]

上記の例を見てわかるように,毎日2:00〜5:00はAddress Server,Mail Serverのサービスを利用できません。

上記の運用では必ずAddress Serverを停止しなければいけませんが,停止時間を短くするために,バックアップ時はハードディスクにデータをコピーし,サービス起動後にハードディスクから二次媒体にデータを取得する方法があります。

[図データ]