Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

[目次][索引][前へ][次へ]

11.1.4 掲示板の整合性確保

掲示板を運用していると,何かの障害で,マスタ掲示板とレプリカ掲示板の記事内容,または数が異なることがあります。そのような場合,Groupmax Address Consoleウィンドウに「掲示板の整合性確保を行ってください。(boardid=XXXXXX)」というメッセージが表示されます。boardidには掲示板IDが表示されます。

このメッセージが表示されたら,まず,掲示板管理ウィンドウでエラーが発生した掲示板を指定します。次に,[掲示板(B)]の[整合性確保(K)]を選択してください。

注意
レプリカ掲示板自体がクライアントから見えない場合は,次の二つの理由が考えられます。
  • アクセス権が与えられていない。
  • レプリカの情報がレプリケーションされていない。
アクセス権が与えられていない場合は,アクセス権を与えてください。アクセス権の付与については,「11.2 アクセス権限の登録と削除」を参照してください。アクセス権が与えられているにもかかわらず,見えない場合は,登録情報の整合性を確保してください。整合性確保については,「9.1.6 登録情報の整合性の確保」を参照してください。
注意
掲示板の整合性を確保すると,マスタ掲示板があるメールサーバとレプリカ掲示板があるメールサーバとの間で多数のメールが送受信されます。メールの内容は記事のリストや不足記事の再配布などです。このためMTAなどの負荷が増大します。