Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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9.1.8 兼任ユーザ情報の設定

複数の役職,及び所属組織を持つユーザを,兼任ユーザとして設定できます。兼任ユーザを設定したユーザを主体ユーザと呼びます。ユーザがアドレスユーザとして登録されている場合にだけ,この設定ができます。例えば,日立太郎さんは課長として勤労課に所属しながら,庶務課,及び管財課にもそれぞれ役職を持っている場合,図9-1のように,庶務課と管財課に兼任ユーザとして登録できます。

図9-1 兼任ユーザの設定例

[図データ]

まず,名前データベースウィンドウでユーザを指定し,[兼任情報]ボタンを選択してください。次の兼任情報ダイアログボックスが表示されます。

[図データ]

[参照/更新]ボタン
設定した兼任ユーザ情報を参照,更新します。

[追加]ボタン
兼任ユーザ情報を追加します。

[削除]ボタン
兼任ユーザ情報を削除します。

[閉じる]ボタン
ダイアログボックスを閉じます。
<この項の構成>
(1) 兼任ユーザ情報の追加
(2) 兼任ユーザ情報の変更
(3) 兼任ユーザ情報の削除

(1) 兼任ユーザ情報の追加

  1. [追加]ボタンを選択します。
    兼任情報(追加)ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    最上位組織ID,組織ID以外の項目には,設定されている主体ユーザの情報が表示されます。
  2. [組織選択]ボタンを選択します。
    ユーザ台帳ダイアログボックスが表示されます。ここで,所属組織を指定してください。最上位組織ID,及び組織IDが設定されます。
  3. [選択]ボタンを選択します。
    兼任情報(追加)ダイアログボックスに戻ります。必要に応じて,ほかの設定項目を変更してください。ただし,ユーザIDは変更できません。
  4. [了解]ボタンを選択します。
    注意
    兼任ユーザのユーザIDは「主体ユーザのユーザID.n」の形式になります。また,ニックネームを主体ユーザと同じままで追加すると,兼任ユーザのニックネームは「英語名n.英語姓」の形式になります。nはシステムが自動的に付ける任意の数字です。なお,このIDでログインすることはできません。さらに,兼任ユーザを追加すると,兼任ユーザの所属組織の権利が主体ユーザに設定されます。

(2) 兼任ユーザ情報の変更

  1. 変更したい兼任ユーザ情報を指定します。
  2. [参照/更新]ボタンを選択します。
    兼任情報(参照/更新)ダイアログボックスが表示されます。
  3. 兼任情報を変更します。
    ただし,最上位組織ID,組織ID,及びユーザIDは変更できません。

(3) 兼任ユーザ情報の削除

  1. 削除したい兼任ユーザ情報を指定します。
  2. [削除]ボタンを選択します。
    「選択された兼任情報を削除してもよろしいですか?」というメッセージが表示されます。
  3. [はい]ボタンを選択します。