Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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8.4.1 送信メールの制限

<この項の構成>
(1) 設定方法
(2) 送信メールのサイズの求め方

(1) 設定方法

送信メールを制限するメールサーバ上のgmpublicinfoファイルにキーワードMAX_MAIL_SIZEを記述します。キーワードには制限サイズ(単位はキロバイト)を設定します。設定値をnとすると,送信できるメールサイズmは,0<m≦nの範囲になります。最大値は1,992,294で,これより大きい値を指定した場合は1,992,294として扱います。また,キーワードに0を設定した場合も1,992,294として扱います。この設定はメールサーバの起動時に有効となります。

注意
  • Collaboration - Mail/Groupmax World Wide Web Desktop/Groupmax Smartphone - Mailなどで添付ファイルのサイズ制限などを行っている場合,このパラメタよりも先にサイズ制限が適用されます。
  • 設定値を大きくする場合,メールの自動削除運用を実施していても削除までにMail Serverに保持されるデータ量が増えるため変更前と比較してディスク使用量が増える可能性があります。ディスク容量に十分な余裕があることを確認願います。

(2) 送信メールのサイズの求め方

送信メールのサイズの求め方を次に示します。

n:リッチテキスト形式で送付する場合=2

 プレーンテキスト形式で送付する場合=1

ただし,メールの主題または本文を任意の文字コードセットで作成したメールの場合は,上記nの値に1を加算してください。また,メールの主題と本文の両方を任意の文字コードセットで作成したメールの場合は,上記nの値に2を加算してください。また,任意の文字コードセットで作成したメールの主題や本文のサイズを全添付ファイルサイズ合計に含めて計算してください。