Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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8.4 メールと記事のサイズ制限

システム管理者は,送信メールと掲示記事のサイズを制限することができます。メールサーバ単位にサイズを制限できます。チェック対象は設定メールサーバをホームサーバとするユーザからの送信メールと掲示記事です。E-mailなどMail - SMTPを経由して到着するメールに関してはチェック対象ではありませんので,これらを制限する場合は,sendmailなどの機能を使用してください。

クライアントがチェック機能を持っている場合は,メールサーバにデータを転送する前にチェックします。クライアントとメールサーバの間で余計なデータ転送は発生しません。しかし,クライアントがチェック機能を持っていない場合は,メールサーバがクライアントからデータを受け取りチェックするため,クライアントとメールサーバの間でデータが転送されます。

注意
この機能での1通当たりのメールのサイズは,受信メール一覧に表示されるものとは違います。±5キロバイト程度の誤差があると考えてください。
注意
クライアントは設定サイズを表示できませんので,この機能を使用する場合は,ユーザに対して制限値を連絡してください。
注意
制限を超えるメールを送信または記事を掲示しようとした場合は,その場でエラーになります。
注意
送信メールのサイズは,クライアントの種類やバージョンによって計算式が異なるため,同じ内容のメールでも使用するクライアントの種類,バージョンによって,送信できる場合とできない場合があります。
<この節の構成>
8.4.1 送信メールの制限
8.4.2 掲示記事の制限