Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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5.3.2 運転席の起動

運転席の起動について説明します。運転席の起動はシステムの運用設定時だけでなく通常運用時にも必要です。

次の手順で運転席を起動します。ただし,運転席を起動するためにはマスタ管理サーバのアドレスサービスを起動しておく必要があります。

  1. システム管理者のユーザアカウントでログオンします。
  2. [スタート]メニューの[プログラム(P)]の[Groupmaxサーバ]から運転席アイコンを起動します。
    運転席アイコンを起動した結果は次の場合によって異なります。
    • 「初めて運転席を起動する場合」又は「運転席ログインID設定を解除した後に起動する場合」
    • 既に起動したことがある場合
      注意
      Windows 2008ではユーザアカウント制御が有効になっていると,運転席起動時にユーザアカウント制御ダイアログが出力されることがあります。運転席は管理者権限で実行する必要があるため,ユーザアカウント制御ダイアログの[続行]ボタンを押して起動します。
<この項の構成>
(1) 「初めて運転席を起動する場合」又は「運転席ログインID設定を解除した後に起動する場合」
(2) 既に起動したことがある場合
(3) 運転席ログインID設定の解除

(1) 「初めて運転席を起動する場合」又は「運転席ログインID設定を解除した後に起動する場合」

運転席起動条件設定ダイアログボックスが表示されます。

[図データ]

「設定する」
運転席管理者のログインIDとパスワードの入力を要求する運転席ログインID設定ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスで設定したログインIDとパスワードが次の起動時から要求されます。
[図データ]
「ログインID」
運転席管理者のログインIDを指定します。半角の英大文字及び数字で8文字以内で指定してください。
「パスワード」
運転席管理者のパスワードを入力します。半角の英大文字及び数字で8文字以内で指定してください。
「パスワード再入力」
確認のためのパスワードを入力します。「パスワード」で指定したものと同じものを指定してください。

「設定しない」
次回の起動からは運転席管理者のログインIDを要求しません。

設定が終了すると,システム管理ウィンドウが表示されます

[図データ]

(2) 既に起動したことがある場合

(3) 運転席ログインID設定の解除

コマンド「manageridinit」を使って解除します。次に操作手順を示します。なお,詳細は「16.19 manageridinit」を参照してください。

  1. コマンドプロンプトで,<インストール先ディレクトリ>\tool\manageridinitを実行します。
  2. 対話形式で設定済みのログインIDとパスワードを入力すれば設定は解除されます。