Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド 基本操作編

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5.3.1 各サーバのアドレスサービスの起動

Address Server及びMail Serverの各サーバのアドレスサービスの起動について説明します。アドレスサービスの起動はシステムの運用設定時だけでなく通常運用時にも必要です。Windows NT版のアドレスサービスの起動は,管理ツールのサービスの中の「Address Server」を開始することを意味します。サーバのアドレスサービスを起動するには,各サーバマシンで,順番に次の操作をします。マスタ管理サーバ,アドレスサーバ,及びメールサーバの起動方法は同じです。

  1. システム管理者のユーザアカウントによるログオン
  2. Object Serverの起動
  3. アドレスサービスの起動

Object Serverの起動方法については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」(Windows用)を参照してください。ここでは,アドレスサービスの起動方法について説明します。Windows NTでは,サービスの起動を手動または自動に設定できます。なお,Address Serverをインストールした直後,サービスの起動は「手動」に設定されています。

<この項の構成>
(1) 手動で起動するように設定されている場合
(2) 自動で起動するように設定されている場合
(3) 起動の設定を変更する場合

(1) 手動で起動するように設定されている場合

  1. 管理ツールからサービスを開きます。
  2. 「Address Server」サービスを選択します。
    なお,「Address Server」サービス起動時にGroupmax Address Consoleウィンドウも起動できます。その場合には,次の手順で設定を変更してください。
    (1)「プロパティ」を選択する。
    (2)「デスクトップとの対話をサービスに許可」をチェックする。
    (3) [OK]ボタンを選択する。
    Groupmax Address Consoleウィンドウは,アドレスサービスを停止すると自動的に停止します。
  3. [開始(S)]を選択します。
    注意
    Groupmax Address Consoleウィンドウの設定を有効にするためには,アドレスサービスを再起動してください。

(2) 自動で起動するように設定されている場合

マシンを起動すると自動的にサービスが起動します。

(3) 起動の設定を変更する場合

(a) サービスの起動を「自動」に設定する

アドレスサービスを自動で起動する設定にするときは,必ずObject Serverも自動で起動する設定にしてください。

  1. 管理ツールからサービスを開きます。
  2. 「Address Server」を指定して「プロパティ」を選択し,「スタートアップの種類」を「自動」にします。
  3. [OK]ボタンを選択します。

次にマシンを起動するときから,アドレスサービスが自動的に起動されます。

(b) サービスの起動を「手動」に設定する

アドレスサービスを手動で起動する設定にするときは,Object Serverの起動は手動と自動のどちらでも構いません。

  1. 管理ツールからサービスを開きます。
  2. 「Address Server」を指定して「プロパティ」を選択し,「スタートアップの種類」を「手動」にします。
  3. [OK]ボタンを選択します。