コマンドの一覧
DBユティリティで使用できるコマンドの一覧です。
種類 |
コマンド名 |
機能 |
---|---|---|
バックアップ/リストア |
eabackup |
組み込みデータベースのバックアップを取得します。 |
earstr |
組み込みデータベースをリストアします。 |
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状態の表示 |
eals |
組み込みデータベースの状態を表示します。 |
再編成 |
earorg |
組み込みデータベースを再編成します。 |
環境設定情報の操作※1 |
eaenvsave |
環境設定情報を保存します。 |
eaenvload |
保存している環境設定情報を読み込みます。 |
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データ影響波及分析用データベースの操作※2 |
eadiaexp |
データ影響波及分析用データベースをエクスポートします。 |
eadiaimp |
データ影響波及分析用データベースをインポートします。 |
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組み込みデータベースを退避/回復 |
eadbextr |
組み込みデータベースから移行データを退避します。 |
eadbload |
組み込みデータベースを移行データで回復します。 |
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セットアップ関連 |
easetup |
組み込みデータベースをセットアップします。 |
eaunsetup |
組み込みデータベースをアンセットアップします。 |
- 〈このページの構成〉
コマンドの実行で注意すること
DBユティリティのコマンドを実行するときは,次のことに注意してください。
- 入力する文字
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入力する文字は,半角文字を使用してください。コマンド名やオプションに全角文字を指定すると,コマンド名やオプションとは認識されません。
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半角カタカナは,セットアップ関連のコマンドでは使用できません。バックアップ/リストアのコマンドでは,半角カタカナは使用できます。
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パス名,フォルダ名およびファイル名には,半角の英文字を使用してください。全角文字を指定した場合,動作は保証しません。
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英大文字と英小文字は区別しません。
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-hオプションを指定すると,コマンドのヘルプが表示されます。-hオプションは必ず単独で指定し,ほかのオプションと一緒に指定しないでください。
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- パス,フォルダ,ファイルの指定
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空白文字または丸括弧を含むパス名は,前後を引用符(")で囲んでください。囲んでいないと,別のオプションと認識されます。
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フォルダ名の文字列では,先頭に数字を指定できます。
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ネットワークドライブのファイルは使用できません。パス,フォルダおよびファイルを指定するときは,ローカルドライブを使用してください。ネットワークドライブを指定した場合の動作は保証しません。
-
パス名は,ドライブ名(「A」〜「Z」,「a」〜「z」の1文字+「:」)で始まり,「A」〜「Z」,「a」〜「z」,「0」〜「9」,「 」(空白),「_」(アンダスコア),「.」(ピリオド)とパスを区切る「¥」で構成される絶対パスで指定してください。
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特に指定がないかぎり,ファイル名の長さは絶対パスを含めて255文字までです。
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絶対パス名には,ローカルドライブに存在し,書き込みができるフォルダを指定してください。
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- エラーチェックのタイミングとメッセージ
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有効なオプションでも,重複して指定するとエラーになります。
(例)
セットアップコマンドのヘルプを表示するeasetup -hをeasetup -h -hと指定すると,エラーメッセージが出力されます。
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コマンドでエラーを検出した場合はそのエラーを出力し,それ以降のオプションが正しいかどうかはチェックしません。
(例)
正しいコマンド例:easetup -p 22200 -d D:¥temp¥DB
誤ったコマンド例:easetup -p -d
誤ったコマンド例を実行すると,最初に-pオプション値の不正を示すエラーが出力され,-dのオプション値の不正はチェックされません。
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- コマンドの実行
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ユーザーアカウント制御(UAC)が有効な状態では,DBユティリティ コマンドプロンプトを管理者権限で実行してから,コマンドを実行してください。
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処理に時間が掛かるコマンドは,実行の完了まで待つことを示すメッセージが表示されます。メッセージが消えてコマンドプロンプトが表示されるまで,コマンドの処理を中断させないでください。
しかたなく[Ctrl]+[C]キーなどで中断した場合は,コマンドを再実行してください。コマンドを再実行してもエラーが発生する場合は,Windowsを再起動してください。
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DBユティリティは,二重に起動できません。また,COBOLソース解析と同時に使用できません。
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DBユティリティのコマンドは,DBユティリティ以外から実行しないでください。DBユティリティ以外から実行するとエラーになります。
ただし,組み込みデータベース状態表示コマンド(ealsコマンド)は,DBユティリティ以外から実行できます。
なお,64bit版のWindowsの場合,通常はWindowsフォルダのSystem32フォルダにあるコマンドプロンプト(cmd.exe)が使用されるため,組み込みデータベース状態表示コマンド(ealsコマンド)は実行できません。64bit版のWindowsのコマンドプロンプトでデータベース状態表示コマンド(eals)を実行するときは,WOW64版のコマンドプロンプト(Windowsのインストール先ドライブ:¥SysWOW64¥cmd.exe)を使用してください。
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DBユティリティを終了するときは,Windowsのexitコマンドを実行してください。
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コマンドの掲載形式
以降,このマニュアルでは次に示す形式でコマンドを説明します。
- 形式
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コマンドの入力形式を示します。〔 〕で囲まれたコマンド引数は省略できます。
2行目(-hオプションを指定)は,コマンドのヘルプを表示する形式を示します。
- コマンド引数
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コマンド引数を示します。
- 戻り値
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コマンドの戻り値を示します。
- 注意
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コマンドを実行するときの注意を示します。
- 実行例
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コマンドの実行例を示します。入力するコマンド文字列は太字で示します。