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COBOL2002 Professional製品 導入ガイド


1.1.6 外部ツールでのソースプログラムの操作

COBOL2002 Developer Professionalを適用すると,開発マネージャで外部ツールと連携できるため,プログラム開発の利便性を向上できます。

現状の課題

プログラム開発では,任意の外部ツールにソースファイルを読み込んで資料を作成することがあります。このとき,ソースファイルを格納しているフォルダを検索するため,開発マネージャでファイル間の関係とソースファイル名を確認してから対象のファイルを検索する手間が掛かります。また,複数のプロジェクトで同じ名前のソースファイルがある場合,誤って別のソースファイルを操作してしまうことも考えられます。

COBOL2002 Developer Professionalなら

開発マネージャのツリービューウィンドウから,外部ツールを操作できます。ツリービューウィンドウに表示されているソースファイルのアイコンを選んで外部ツールを開始できるので,プロジェクトの階層構造や目的のファイル名を確認して操作できます。また,スタートメニューから外部ツールを起動する手間も省けます。

外部ツールと連携するときは,外部ツールとツールの操作を事前に設定しておきます。設定するメニュー名は,任意に設定できます。また,登録した情報をパッケージ情報ファイルとして保存し,ほかのマシンにも移行できます。

参考

外部ツールは,COBOL2002では提供しません。別途用意してください。

外部ツールと連携する場合の条件,設定方法および実行できる操作については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」を参照してください。

[図データ]