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COBOL2002 Professional製品 導入ガイド


1.1.5 チーム開発のサポート

COBOL2002 Developer Professionalを適用すると,構成管理ツールと連携できるため,チーム開発のデータ管理をサポートできます。

現状の課題

チーム開発では,複数のプログラマーが同時に開発に従事します。複数のメンバーが同じファイルを更新するため,ソースファイルの共有やバージョン管理が必要です。これらの作業には構成管理ツールを使用することがあります。しかし,構成管理ツールはプログラム開発用の製品とは別製品であるため,ソースファイルをローカルに保存してから構成管理ツールのコマンドを実行する手間が掛かります。また,ローカルに保存したデータをサーバに格納する場合に,誤操作でほかのメンバーが更新したデータを上書きしてしまうことも考えられます。

COBOL2002 Developer Professionalなら

開発マネージャのツリービューウィンドウから構成管理ツールを使用して,共有するファイルのサーバへのチェックイン,最新ファイルのチェックアウトができます。ツリービューウィンドウに表示されているソースファイルのアイコンを選んで操作できるので,プロジェクトの階層構造や目的のファイル名を確認して操作できます。また,スタートメニューから構成管理ツールを起動する手間も省けます。

連携するときは,各種の構成管理ツールの操作を事前に設定しておきます。設定しておくと,開発マネージャのメニューで構成管理ツールの操作(チェックイン,チェックアウト)ができます。

参考

構成管理ツールは,COBOL2002では提供しません。別途用意してください。

構成管理ツールと連携する場合の条件,設定方法および実行できる操作については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」を参照してください。

[図データ]