Hitachi

SEWB+/標準サブルーチン ライブラリリファレンス


LXRPIE11 時刻編集

サブルーチンID

機能分類

サブルーチン名

テーブル名

LXRPIE11

時間処理

時刻編集

LXRCIE11

〈このページの構成〉

インタフェース

入力(区分:INPUT-PARM=I,CONSTANT=C)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

I-TIME

9(6)

時刻

I

形式:hhmmss

 hh:時(24時間単位)

 mm:分

 ss:秒

03

I-TYP

X(1)

出力タイプ

OT

03

I-FORMAT

X(100)

出力フォーマット

C

出力(区分:OUTPUT-PARM=O,RTN-CODE=R)

レベル

項目名

属性

説明および設定値

区分

03

O-TIME

X(100)

出力時刻

O

03

O-RTN-CD

X(10)

リターンコード

R

SPACE:正常終了

LXREE005:時刻が数値でない

処理基準

  1. I-FORMATに対して次の仕様で置換処理を行う。

    No.

    置換規則

    1

    AP

    「時」が0〜11:'AM'

    「時」12以上:'PM' ※1

    2

    「時」が0〜11:NC'前'

    「時」12以上:NC'後' ※2

    3

    HH

    「時」を全角変換したもの

    4

    ZH

    「時」をZ9編集し,全角変換したもの

    5

    HH

    「時」

    6

    ZH

    「時」をZ9編集したもの

    7

    MN

    「分」を全角変換したもの

    8

    ZN

    「分」をZ9編集し,全角変換したもの

    9

    MN

    「分」

    10

    ZN

    「分」をZ9 編集したもの

    11

    SS

    「秒」を全角変換したもの

    12

    ZS

    「秒」をZ9 編集し,全角変換したもの

    13

    SS

    「秒」

    14

    ZS

    「秒」をZ9 編集したもの

    注※1 I-FORMAT中に'AP'があり,「時」が12以上の場合,

       「時」=「時」−12とする。

    注※2 I-FORMAT中に'○'があり,'AP'がなく,「時」が12以上の場合,

       「時」=「時」−12とする。

  2. VOS3版では,編集された文字列に対して次の処理を行う。

    2.1 I-TYPが'N'で文字列の先頭が機能キャラクタ(X'0A42')の場合,これを削除する。

    2.2 I-TYPが'N'で文字列の先頭が機能キャラクタ(X'0A42')ではない場合,先頭に機能キャラクタ

      (X'0A41')を付加する。

    2.3 I-TYPが'N'で,文字列の最後の文字(その文字より後方に半角空白しかない文字)が機能キャラ

      クタ(X'0A41')の場合,これを削除する。

例1

 I-TIME  :184500
 I-TYP   :'X'
 I-FORMAT:'「午OZH時ZN分ZS秒」'
 ↓
 O-TIME  :'「午後△6時45分△0秒」'

例2

 I-TIME  :223000
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'APHH:MN:SS'
 ↓
 O-TIME  :'」PM10:30:00'

例3

 I-TIME  :223000
 I-TYP   :'N'
 I-FORMAT:'HH:MN:SS'
 ↓
 O-TIME  :'」23:30:00'
 
 注:例はVOS3版の場合で,
   '「'はX'0A42','」'はX'0A41'を表す。

注意事項

  1. 時刻の妥当性は,(時刻妥当性チェック(24時間):LXRPIE01)によって,チェックする。返されたリターンコードをそのままこのサブルーチンのリターンコードとする。エラーの場合は,I-FORMATをそのままO-TIMEに転記する。

  2. このサブルーチンから(時刻妥当性チェック(24時間):LXRPIE01)および(半角→全角変換:LXRPIC01)を呼び出す。