Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
メニュー項目,ツールバーのボタン及びツールヒント(ボタン上にマウスポインタを位置付けると表示される名前)は,レジストリにキーを追加し,そのキーに文字列を設定する操作でカスタマイズできます。
- 注意
- レジストリキーを設定したり,値を設定したりする際は,注意して操作してください。操作を誤った場合は,Windowsが起動されなくなることがありますので,変更を加えるレジストリファイルのバックアップをあらかじめ作成しておくことをお勧めします。
- [スタート]ボタンをクリックして[ファイル名を指定して実行]メニューを選択し,「regedit」を指定する
レジストリエディタが起動される
- キー「HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択する
- ツリービューの「SOFTWARE」,「HITACHI」,「Gmax Desktop Client」,「0210」の順に開く
- [編集]−[新規作成]−[キー]を選択する
- ツリービューに,キー「Menu」を作成する
- キー「Menu」を選択して,[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「MenuCustomizeFlag」を作成する
- リストビューの文字列「MenuCustomizeFlag」を選択して,[編集]−[変更]を選択する
[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの「値のデータ」テキストボックスに「ON」を設定する
「ON」を設定すると,メニューのカスタマイズが有効になります。
「OFF」を設定すると,レジストリに設定したメニューのカスタマイズは無効になります。
- ツリービューのキー「Menu」を選択して,[編集]−[新規作成]−[キー]を選択し,メニュー項目に対応するレジストリキーをツリービューに作成する
メニュー項目に対応するレジストリキーについては,「付録A.2 メニュー項目一覧」を参照してください。
- メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「DisplayFlag」を作成する
- リストビューの文字列「DisplayFlag」を選択して,[編集]−[変更]を選択する
[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの「値のデータ」のテキストボックスに「ON」を設定する
「ON」を設定すると,カスタマイズしたメニュー項目が表示されます。
「OFF」を設定すると,メニュー項目は表示されません。
これで,カスタマイズするメニュー項目が設定できました。
メニュー文字列を変更する場合は,「(a)メニュー文字列を変更するには」を参照してください。
また,ツールバーのボタンの名前及びツールヒントを変更する場合は,「(b)ツールバーのボタン名やツールヒントの文字列を変更するには」を参照してください。
(a) メニュー文字列を変更するには
- メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「MenuString」を作成する
- リストビューの文字列「MenuString」を選択して,[編集]−[変更]を選択する
[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- メニューとして表示したい文字列を設定する
アクセスキーは「(&アクセスキー)」で設定します。例えば,[開く(O)]というメニュー項目の場合,「開く(&O)」のように設定します。アクセスキーに設定できる文字は,半角のアルファベット(A〜Z)及び半角数字(0〜9)から1文字です(大文字と小文字は区別されません)。ただし,アクセスキーは,同列のメニュー内で重複しないように設定してください。
なお,アクセラレータの設定及び変更はできません。
- レジストリエディタを閉じ,Integrated Desktopを起動する
Integrated Desktopを起動して,ここでカスタマイズしたメニュー名が反映されたことを確認してください。
(b) ツールバーのボタン名やツールヒントの文字列を変更するには
- メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに次の文字列をそれぞれ作成する
ボタン名を変更する場合 ButtonName
ツールヒントの文字列を変更する場合 ToolHintString
- ボタン名を変更する場合は,リストビューの文字列「ButtonName」を選択して,[編集]−[変更]を選択する
[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- ButtonNameに,ボタン名にする文字列を設定する
- ツールヒントの文字列を変更する場合は,リストビューの文字列「ToolHintString」を選択して,[編集]−[変更]を選択する
[文字列の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- ToolHintStringに,ツールヒントにする文字列を設定する
- レジストリエディタを閉じ,Integrated Desktopを起動する
Integrated Desktopを起動して,ここでカスタマイズしたツールバーのボタン名やツールヒント名が反映されたことを確認してください。
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