Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド

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2.10.1 注意事項

<この項の構成>
(1) Formで同報中のワークフロー案件を処理する場合,更新処理はしない
(2) Formでワークフロー案件を処理する場合,案件を統合ノードでマージしない
(3) ワークフローを監視するクライアント着信監視エージェントは一つだけ
(4) ワークフロー案件に添付したファイルの名称の一部の文字が”〜”に変換される

(1) Formで同報中のワークフロー案件を処理する場合,更新処理はしない

Formで同報中のワークフロー案件を処理する場合,更新処理はしないでください。同報中のワークフロー案件を更新処理する場合は,複写ノードでビジネスプロセス定義を構築するようにしてください。また複写した案件を1つにまとめる必要がある場合は,統合ノードは使用しないでください。

(2) Formでワークフロー案件を処理する場合,案件を統合ノードでマージしない

Formをご使用の場合,複数のケースをまとめるために統合ノードを使用することは避けてください。統合ノードを使用した場合,統合前のそれぞれのケースに添付されている情報は統合後に取得できなくなります。

複写した案件などの複数のケースを待ち合わせ,必要な情報を取得した後に不必要となったケースは,分割ノードとシンクノードを使用することで削除してください。

(3) ワークフローを監視するクライアント着信監視エージェントは一つだけ

エージェント連携では,ワークフローを監視するクライアント着信監視エージェントは,一つだけ起動できます。

(4) ワークフロー案件に添付したファイルの名称の一部の文字が”〜”に変換される

ワークフロークライアント Version 6 では,ワークフローサーバの環境設定により,Version 5までファイル名に使用できなかった半角スペース,全角スペース及びシフトJISコードの0xF040〜0xFCFCまでの外字と漢字コードが使用できるようになります。ファイル名にこれらのコードが含まれるファイルをワークフロー案件に添付してVersion 6 より古いクライアントでその案件を開くと,これらのコードは”〜”に変換されます。サーバの環境設定については「システム管理者ガイド」環境設定ユティリティの「添付ファイル名称チェック指定」を参照してください。

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