Groupmax Workflow Version 6 ビジュアル定義・シミュレータ・運用モニタ ユーザーズガイド

1.2.1　ツールの機能概要

ビジュアル定義，シミュレータ，及び運用モニタの各ツールは，支援する作業ごとに幾つかの機能があります。

各ツールの機能とその概要を次に示します。

＜この項の構成＞

(1)　ビジュアル定義（Workflow Definer）の機能概要

(2)　シミュレータ（Workflow Simulator）の機能概要

(3)　運用モニタ（Workflow Monitor）の機能概要

(1)　ビジュアル定義（Workflow Definer）の機能概要

ビジュアル定義には次のような機能があります。

• ワークフローユーザ定義
  ワークフローシステムを利用するユーザの情報を設定し，Workflow管理サーバに登録します。ワークフローユーザ定義の詳細については，「第2編 4.2 ユーザを定義しましょう」を参照してください。
  

• ワークフローロール定義
  ビジネスプロセスでの役割（ロール）ごとにユーザを振り分けて，Workflow管理サーバに登録します。ワークフローロール定義の詳細については，「第2編 4.3 ユーザの役割を決めましょう」を参照してください。
  

• ワークフロー定義
  登録したユーザ及びロールを利用して，ビジネスプロセスをビジュアルに作成し，ワークフローシステムを運用するためにWorkflow管理サーバに登録します。ワークフロー定義の詳細については，「第2編 4.4 ビジネスプロセスを定義しましょう」を参照してください。
  

• 配布管理
  ビジネスプロセスやロールなどの各サーバへの配布状況を確認したり，配布指示を変更したりします。配布管理の詳細については，「第2編 4.5 配布を指示しましょう」を参照してください。
  

(2)　シミュレータ（Workflow Simulator）の機能概要

シミュレータには次のような機能があります。

• 経路解析機能
  ビジュアル定義で定義したビジネスプロセスに，意味的に正しくない経路（無限ループの危険性がある，分岐先が分からないなど）がないかを確認します。経路解析機能の詳細については，「第3編 9. 経路解析機能を使ってみましょう」を参照してください。
  

• 流量シミュレーション機能
  ビジネスプロセスを運用したときのことを想定して，投入ケース量，作業時間などを設定してシミュレートします。流量シミュレーション機能の詳細については，「第3編 10. 流量シミュレーション機能を使ってみましょう」を参照してください。
  

(3)　運用モニタ（Workflow Monitor）の機能概要

運用モニタには次のような機能があります。

• 運用モニタ
  業務の状況を監視し，問題があればワークや案件を操作して状況を改善します。運用モニタの詳細については，「第4編 運用モニタ（Workflow Monitor）編」を参照してください。
  

• ワークフローユーザ定義
  ワークフローシステムの運用後，状況の変化に応じて，ユーザの属性（ユーザ情報）を変更します。ワークフローユーザ定義の詳細については，「第2編 4.2 ユーザを定義しましょう」を参照してください。
  

• ワークフローロール定義
  ワークフローシステムの運用後，状況の変化に応じてロールにユーザを追加したり削除したりして，ビジネスプロセスを修正します。ワークフローロール定義の詳細については，「第2編 4.3 ユーザの役割を決めましょう」を参照してください。
  

• 配布管理
  ワークフローシステムの運用後，ビジネスプロセスやロールなどの配布状況を確認したり，配布指示を変更したりします。配布管理の詳細については，「第2編 4.5 配布を指示しましょう」を参照してください。
  

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