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TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


付録C.1 開発環境のインストール

開発環境にはTP1/COBOL adapter for Cosminexus (Version 2)をインストールします。以下の指示に従ってください。

〈この項の構成〉

(1) インストール時の注意事項

  1. 前提ソフトウェアがインストールされているか,確認してください。

    また,前提ソフトウェアのCosminexusから提供される次のソフトウェアがインストールされていることを確認してください。

    • Cosminexus Developer

  2. 現在起動しているほかのアプリケーション,サービスを終了させてインストールを開始してください。

  3. Windows NT4.0/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003/Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSにインストールする場合は,必ずシステム管理者(administrator)の権限を持つユーザIDを使用してください。Windows Vista以降のクライアントOSまたはWindows Server 2008以降のサーバOSの場合は,管理者権限で起動してください。

(2) インストール手順

TP1/COBOL adapter for Cosminexus (Version 2)のインストール手順は次のとおりです。

  1. 日立総合インストーラを起動します。

  2. 画面の指示に従い,インストールを進めてください。

  3. 最後に「完了」のダイアログが表示されれば,インストールは完了です。

TP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザードは,TP1/COBOL adapter for Cosminexus (Version 2)インストール後に,別途組み込んでください。ただし,uCosminexus Developer 07-00以降では,JBuilderは標準提供されていません。JBuilderをご使用になる場合のみ,COBOLアクセス用Bean生成ウィザードの組み込みを実施してください。

(3) JBuilderへのTP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザードの組み込み

JBuilder上でTP1/COBOL adapter for Cosminexus (Version 2)が提供するウィザードを使用するために,JBuilderへ部品として組み込みます。

(a) 事前準備

  1. JBuilderが使用する設定ファイルを作成するため,このツールを起動する前に必ずJBuilderを起動してください。

  2. 組み込み時はJBuilderを終了させておいてください。

(b) 組み込み方法

インストール先フォルダ\BINのJ2tpWins.exeは,ウィザードをJBuilderに組み込むためにインストール後に起動するツールです。組み込み方法は次のとおりです。

  1. [スタート]メニューの[プログラム]から,[COBOL2002]の[TP1/COBOL adapter for Cosminexus]の[TP1/COBOL adapter JBuilderへの部品組み込み]の順でポイントし,選択します。

    注※

    COBOL85用にインストールした場合は,[COBOL85]となります。

  2. ダイアログが表示されますので,JBuilderのインストールフォルダの完全パスを設定してください(パスを選択する場合,右横のブラウジングボタンをご利用ください)。

  3. 組み込み開始ボタンを押すとJBuilderにウィザードの組み込みを開始します。

    [図データ]

  4. JBuilderの終了を要求する警告文が表示されます。

    [図データ]

  5. 正常にJBuilderへの組み込みが完了すると,次のメッセージが出力され,[OK]を押して組み込み終了です。

    [図データ]

ただし,すでにTP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザードが組み込まれていれば,下記のメッセージが表示され組み込み処理が中止されます。

[図データ]

(注意事項)

TP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザードを正しく組み込むためにはJBuilderインストール先フォルダ下にJ2SE(Java 2 Standard Edition)のフォルダ(例:C:\Borland\JBuilder2005\JDK1.4)が存在していなければなりません。

Windows XPおよびWindows Server 2003の場合,上記組み込み方法の1.にある[プログラム]メニューは,[すべてのプログラム]メニューとなります。