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TP1/COBOL adapter for Cosminexus ユーザーズガイド


付録A.2 TP1/COBOLアクセス用BeanおよびServlet作成時の注意事項/制限事項

TP1/COBOLアクセス用BeanおよびServletを作成するときの注意事項と制限事項を表A-3に示します。

表A‒3 TP1/COBOLアクセス用BeanおよびServlet作成時の注意事項/制限事項

項番

内容

1

COBOLのデータ名が日本語(データ名に英小文字,数字,ハイフン(-),アンダーバー(_)以外が含まれている場合。ただしFILLERの変換後の名称は除く)の場合,半角英数字の別名を必ず指定しなければならない。Javaプログラム中には日本語のデータ名ではなく,指定した別名を記述する。

2

COBOL SPPプログラム名称は大文字,小文字を非等価として扱われる。同じプログラム名やデータ名は大文字,小文字が正しく一致していなければ実行時にエラーとなる。

3

COBOL SPP/MHPのデータ項目名にハイフン(-)が含まれる場合,自動的にアンダーバー(_)に変換して表示され,対応するソース生成時のプロパティ名もアンダーバー(_)で生成される。

4

COBOL SPP/MHPのデータ項目名に英大文字が含まれる場合,自動的に英小文字に変換して表示され,対応するソース生成時のプロパティも英小文字で生成される。ただし,メソッドの場合,先頭の1文字だけを英大文字にして生成される。

5

Servletプログラムには,setterを使用してすべての引数の値を必ず設定しておかなければならない。

6

一つのservlet,または一つのJSPにて,open〜closeを発行する必要がある。複数のservlet,またはJSPでクライアントIDを引継ぎ,rpcコールするような使い方はできない。