SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド
RPSrCsvコマンドを使用して,標準フォーマットのCSV形式ファイルに変換します。
- <この項の構成>
- (1) CSV形式ファイル出力コマンドが格納されているディレクトリ
- (2) CSV形式ファイル変換コマンド
(1) CSV形式ファイル出力コマンドが格納されているディレクトリ
(a) SEWB+/REPOSITORY(サーバ)の場合
コマンドは,次のディレクトリに格納されています。
サーバのSEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名\BIN
SEWB+/REPOSITORYの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows NT Server 4.0又はWindows 2000 Serverが組み込まれているドライブを指します。
- 組み込み先パス名
- Windows NT Server 4.0又はWindows 2000 Serverの場合
システムドライブ:\Program Files\HITACHI\Sewb\REPOSITORY
(b) SEWB+/REPOSITORY-BROWSER(クライアント)の場合
コマンドは,次のディレクトリに格納されています。
クライアントのSEWB+/REPOSITORY-BROWSERの組み込み先パス名
SEWB+/REPOSITORY-BROWSERの組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windows 95,Windows 98,Windows Me,Windows NT又はWindows 2000が組み込まれているドライブを指します。
- 組み込み先パス名
システムドライブ:\Program Files\HITACHI\Sewb+ Repository-Browser
(2) CSV形式ファイル変換コマンド
(a) 形式
- RPSrCsv /I 入力ファイル名
- /O 出力ファイル名
- 〔/B データベース種別〕
- 〔/L ログファイル名〕
- 〔/?〕
(b) 引数
- /I 入力ファイル名
- SILVERRUN-RDMでテンプレートを使用して生成したファイルを指定します。
- /O 出力ファイル名
- 出力先のCSV形式ファイル名を指定します。
- /B データベース種別
- SILVERRUN-RDMで指定しているターゲットシステムを次の値で指定します。なお,省略した場合は「ora」が仮定されます。
- ora:ORACLE
- hir:HiRDB
- xdm:XDM/RD E2
- /L ログファイル名※
- ログファイルの出力先を指定します。省略した場合は,環境変数「TEMP」又は「TMP」に代入された値に対応するディレクトリに,rpsrcsv.logがログファイルとして作成されます。
- /?
- コマンドの構文と引数の指定方法を表示します。
- 注※ ログファイルはコマンドの実行ごとに上書きされます。ログファイルを残しておきたい場合は,ログファイル名を変更して指定してください。
(c) リターン値
コマンドの実行が終了すると,次に示すリターン値が返されます。
0:正常終了した
1:その他のエラーが発生した
2:メモリが確保できない
3:引数が不正である
4:ログファイルが作成できない
5:入力ファイルがない
6:出力ファイルが作成できない
7:入力ファイルのフォーマットが不正である
All Rights Reserved, Copyright (C) 1996,2001, Hitachi, Ltd.