9.5 monbegin(モニタモードのサーバの起動)
形式
- サーバの起動
-
monbegin サーバ識別名
- サーバの起動(サーバの起動コマンドの結果をリターンコードに反映する)
-
monbegin -w サーバ識別名
実行できるユーザ
スーパユーザ,および一般ユーザ
機能
モニタモードのサーバを起動します。
オプション
-
サーバ識別名
起動するサーバの識別名を指定します。
-
-w
サーバの起動処理が完了したあとにコマンドがリターンします。コマンドのリターンコードからサーバの起動結果を確認したい場合に指定してください。サーバ対応の環境設定のwaitserv_execオペランドにyesを指定した場合にだけ,このオプションを指定できます。
サーバが待ち状態※になった場合,待ち状態のサーバを起動または停止するまでmonbeginコマンドはリターンしません。待ち状態のサーバの起動および停止については,「7.4.1 待ち状態のサーバを起動して業務を再開する」を参照してください。
- 注※
-
次のどちらかの状態を指します。
・実行サーバの起動待ち
・リソースサーバの起動待ち
リターンコード
-wオプションを指定していない場合
値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了(モニタモードのサーバ起動要求の受け付けが完了しました) |
0以外 |
異常終了 |
-wオプションを指定した場合
値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了(モニタモードのサーバを正常に起動しました)※ |
0以外 |
異常終了(モニタモードのサーバの起動に失敗しました)※ |
- 注※
-
このリターンコードは,リソースの接続の成功または失敗を示すものではありません。
注意事項
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monbeginコマンドは,モニタモードのサーバにだけ使用できます。
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-wオプションを使用しない場合,monbeginコマンドのリターンとは非同期にサーバを起動します。
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-wオプションを使用しない場合,monbeginコマンドは,サーバ起動要求を受け付けると,サーバ識別名に指定したサーバの状態に関係なく,KAMN376-Iメッセージを出力し,リターンコードとして0を返します。