5.7.3 Oracleインスタンス・Oracleリスナーを削除する
OracleインスタンスまたはOracleリスナーを,HAモニタ kitの制御対象から削除する手順を,次に示します。
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モニタモードのサーバの停止コマンド(monendコマンド)を実行して,サーバを停止する。
OracleインスタンスまたはOracleリスナーを削除したいサーバを停止しないまま,誤ってサーバの停止コマンドの設定を削除すると,OracleインスタンスおよびOracleリスナーを停止できなくなるおそれがあります。設定の削除は,必ずサーバを停止してから実施してください。
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サーバの起動・停止・監視コマンドから設定を削除する。
削除したいOracleインスタンスまたはOracleリスナー用の処理を,サーバの起動・停止・監視コマンドから削除,またはコメントアウトします。サーバの起動・停止・監視コマンドの設定については,「4. サーバの起動・停止・監視コマンドの設定」を参照してください。
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Oracleインスタンス・Oracleリスナーの制御用定義ファイルを削除する(任意)。
定義ファイルの削除は任意です。データベースを削除する場合は削除します。データベースを残す場合は将来再利用することを目的として,定義ファイルを残しておくことができます。
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モニタモードのサーバの起動コマンド(monbeginコマンド)でサーバを起動する。