3.2.5 Oracleのインストール
Oracleのインストール手順については,Oracleのマニュアルを参照してください。ここでは,Oracleのインストール時の注意事項について説明します。
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Oracleをローカルディスクにインストールする場合は,現用系と予備系で,次の設定値を同一にしてください。
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Oracleユーザのユーザ名(通常はoracle)とユーザID,グループ名とグループID
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Oracleホームディレクトリ
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Oracleを共有ディスクにインストールする場合は,インストールに使用しなかった系で,インストールに使用した系と次の設定値を同一にしてください。
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Oracleユーザのユーザ名(通常はoracle)とユーザID,グループ名とグループID
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カーネルパラメタなどのOSの設定
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インストールの実行中にデータベースを作成する場合は,事前に「3.2.6(1) データベースの構築」を参照してください。
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Oracle Enterprise Manager Database Controlを系切り替え環境(クラスタ環境)で使用する場合は,注意事項があります。詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。
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Oracleユーザのデータベースへの接続の認証方式は,OS認証である必要があります。OS認証の詳細については,Oracleのマニュアルを参照してください。
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Oracleユーザには,sysdba権限が必要です。Oracleユーザに,sysdba権限を付与してください。