Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ kit for Oracle


2.2 処理の流れ

ここでは,HAモニタおよびHAモニタ kitがする処理の流れについて,すべての共有リソースを含めて説明します。

この節で説明する処理の流れでは,HAモニタおよびHAモニタ kitが出力するメッセージID,ならびに発行するイベントIDを記載しているため,どのタイミングでメッセージIDやイベントが発行されるかを調べるときにお読みください。また,ユーザコマンドを実行するタイミング,およびユーザコマンドに渡される引数も記載しています。ユーザコマンド作成時の参考にしてください。

系切り替え構成での運用の流れと,処理の流れで説明する内容との対応を次の図に示します。

図2‒3 系切り替え構成での運用の流れと,処理の流れで説明する内容との対応

[図データ]

注※ サーバの起動に失敗した場合の処理の流れについては,「2.2.2 サーバの起動失敗処理の流れ」を参照してください。

サーバの起動・停止・監視方法については,「5.2 Oracleインスタンス・Oracleリスナーの起動・停止・監視」を参照してください。

〈この節の構成〉