Hitachi

Hitachi HA Toolkit


2.3.3 待機サーバの起動

待機サーバの起動には,次の方法があります。

クラスタソフトのサービスグループオンライン化コマンドでは,待機サーバの起動はできません。サービスグループがオンライン化されていない系で,サーバの起動コマンドを実行すると,待機サーバとして起動します。

待機サーバ起動時の流れおよびオペレーターの操作を次に示します。

図2‒2 待機サーバ起動時の流れおよびオペレーターの操作(HA Toolkit Ex)

[図データ]

  1. 監視プロセスの起動

    オペレーターは,HA Toolkit Exの監視プロセスを起動します。

  2. サーバの起動コマンド

    オペレーターは,サーバの起動コマンドを実行して,待機サーバを起動します。

  3. 起動完了

    待機サーバの起動が完了すると,待機サーバは待機完了状態となり,系切り替えに備えます。