Hitachi HA Toolkit

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8.2.2 サーバ対応の環境設定

サーバ対応の環境設定では,サーバ対応の環境を設定する定義ファイルを作成します。作成したファイルにserversというファイル名を付けて,ディレクトリ{HA Toolkit Exインストールディレクトリ}\HAmon\etcに格納します。なお,この定義ファイルは系ごとに作成するため,定義の際には系間で整合性を取ってください。

サンプルファイル
定義を記述したサンプルファイルを使用すると,定義ファイルを最初から作成する手間が省けます。サンプルファイルをディレクトリ{HA Toolkit Exインストールディレクトリ}\HAmon\etcにコピーして,書き換えて使用してください。
サンプルファイルは,serversというファイル名で,次のディレクトリに格納されています。
{HA Toolkit Exインストールディレクトリ}\HAmon\lib
<この項の構成>
(1) 定義ファイル(servers)の形式
(2) server定義文での設定内容

(1) 定義ファイル(servers)の形式

定義ファイル(servers)では,サーバごとの環境設定を定義します。HA Toolkit Exで監視するすべてのサーバをこの定義ファイル(servers)で定義します。

サーバ対応の環境設定を設定する定義ファイル(servers)の形式を次に示します。

server  name          "サーバのホームディレクトリ名"
            またはHiRDB識別子/ユニット識別子
        ,alias         サーバ識別名
       [,actcommand    "サーバ起動コマンドの完全パス名"]
       [,termcommand   "サーバ停止コマンドの完全パス名"]
        ,patrol         サーバ障害監視時間
       [,actpatrol    {サーバ起動監視時間|60}]
       [,termpatrol   {サーバ停止監視時間|180}]
       [,switchtype   {switch|manual|restart[:サーバ再起動監視時間]}]
       [,switch_nosby {act|actfail}]
       [,onl_timming  {actend|act}]
;

(2) server定義文での設定内容

サーバの定義をします。server定義文のオペランドを,次に示します。