Hitachi HA Toolkit
サーバの停止コマンドの設定では,サーバ(OpenTP1,HiRDB)の停止コマンドを一括で実行できるコマンドを作成します。ファイル名は任意です。停止コマンドは,次のディレクトリに格納することを推奨します。
{HA Toolkit Exインストールディレクトリ}\HAmon\etc
サーバの停止コマンドは,MSCSを使用してサーバをオフラインにしたときに,自動的に実行されます。停止コマンドを実行するためには,定義ファイル(servers)のtermcommandオペランドを指定してください。
サーバの停止コマンドには,次の内容を設定します。
HiRDB/Single Serverでの,HiRDBの停止コマンドの記述例を次に示します。HiRDB/Parallel Serverの場合は,停止コマンドをpdstop -z -qとしてください。
cd %PDDIR% %PDDIR%\bin\pdstop.exe -f -q exit |
OpenTP1の停止コマンドの記述例を次に示します。
dcstop -f exit |
HiRDBの停止コマンドの記述例を次に示します。
@cd %PDDIR% @%PDDIR%\bin\【強制停止コマンド】 exit |
PDDIRには,BESごとに異なる値を設定してください。
【強制停止コマンド】には,系やBESごとに次のHiRDBのコマンドを記述してください。
| BESユニットの起動種別 | 系1 | 系2 |
|---|---|---|
| 系1を正規BESユニットとして起動 | pdstop -z | pdstop -z -c |
| 系2を正規BESユニットとして起動 | pdstop -z -c | pdstop -z |
HiRDBの停止コマンドの記述例を次に示します。
call C:\\win32app\hitachi\hirdb_p\SAMPLE\SAMPLECONF\HiRDBCMD.BAT cd %PDDIR% %PDDIR%\bin\pdstop -z -s 【HiRDBのサーバID】 exit |
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