Hitachi HA Toolkit

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4.8.3 障害後の系回復の流れ

障害後に系を回復する流れは,通常の系の起動と同じです。

系回復の流れを,次に示します。システムの状態を確認し,流れに合わせて必要な操作をしてください。

図4-2 障害後の系回復の流れ(影響分散スタンバイレス型)

[図データ]

  1. HiRDBのサービスを起動してください。
    Windowsの場合の操作です。HP-UXおよびSolarisの場合,この操作は不要です。
  2. クラスタソフトを起動してください。
  3. HA Toolkit Exを起動してください。HA Toolkit Exを起動したあとの操作方法については,「4.4.2 系単位でのサーバの起動」を参照してください。
    Windowsの場合でHA Toolkit Exで自動運用を設定しているとき,HA Toolkit Exのサービスを起動したあとの操作はhatestart.batファイルによって起動運用を自動化できます。
  4. サーバ単位でサーバを起動します。操作方法については,「4.4.3 サーバ単位でのサーバの起動」を参照してください。
  5. HiRDBのコマンドによって,HiRDBユニットを起動してください。
  6. HiRDBのコマンドによって,サーバ(HiRDB)を起動してください。